最近、地方の方からもFineMini(ファインミニ)のご注文を頂くようになりました。
先日、スナックを経営されている方からお電話を頂き、少しお話しをさせて頂きました。
その際に地方都市の実情を聞き、現実に起きている状況にこの国の抱えている問題と闇をまざまざと感じてしまいました。
例えば東京から多数の人々が押し寄せて来るなどということは、地元住民の方からしてみれば拒否したいのは当然のことです。
ただ、この拒否したい理由の根本がなんとも言えない感じなのです。
例えば帰省する際にPCR検査を受け陰性で、地元に帰りまたPCR検査をして陰性だったとしても拒否されます。
拒否する心理はこれです。
①帰省したことがすぐに町中に知れ渡る
数万人規模の町では、まず都会から帰省した子がいた場合、数日以内に「〇〇さんの家には東京から帰省した子がいる」という事実が知れ渡ります。
②少数ではあるが異常に神経質な一部の人達が騒ぐ
帰省した者がいることを知ったこの少数の神経質な人達が、町中のあちらこちらで誹謗中傷めいたことを話す。
③そのような人の対応は何かと面倒くさいので帰省してほしくない
その少数の神経質な人達に騒がれるのが面倒くさいので、たとえ感染していないことが証明されていても帰省しないでほしい。
と、どこも地方はこんな理由だと思います。
勿論、一律に都会から地方に大人数が来ることを規制し心理的抑制を働かせることは、コロナ感染拡大の防止に効果があることは間違いありません。
しかし、このような心理状態から派生する感染防止対策の考え方は、合理的・効率的な本質を突いた対策に向かわないのではないでしょうか。
前回のブログで書きました世間体だけを異常に意識した感染防止対策がどうしても主となり、空間除菌、サーキュレーター、室内気流対策など実施している施設、店舗はごく少数のままで冬のシーズンを迎えることになりそうです。
インフルエンザにおいても、例年の1000分の1に抑えられたとしても感染者は1万人に上ります。
当然新型コロナも同数程度の感染者出ても不思議ではありません。
12月になる前に、三密状態になりうる室内でFineMini(ファインミニ)を活用し、安全・安心な空間をできる限り増やしていきたいです。