高い感染防止効果が期待できるエビデンスのあるFineMini (ファインミニ)ですが、まだまだ一般のご家庭や職場には広がっておりません。
世の中にはFineMini (ファイミニ)以外にも空間のウィルスを失活できる優れた装置が少なからずあります。
しかし、それらの装置も世の中には広まっておりません。
それはなぜなのか?
我が国の特徴は、装置の効果について仮説を立て、それが立証されたとしてもエビデンスが求められ、さらにエビデンスが出たとしても、今度は世間体を気にしはじめるという問題があります。
今年の2月中旬から新型コロナ対策として、日々販路拡大の活動をしておりますが、この「世間体」という意識は、本質的な対策にブレーキをかけていると確信しております。
象徴的なのは、現在のテレビ番組です。
アクリル板とソーシャルディスタンスを徹底しながら、バラエティー、報道など放送しておりますが、根底となる考えには、これだけの感染対策に注意しながら放送しているのだから、「万一感染者が出ても責めないでね」という考えからでしか思えせん。
勿論、相変わらず少数のわけのわからないクレーム、ご意見に敏感に反応してしまう今の日本企業の姿勢にも問題があるのでしょうが・・・・
ちなみに、ウイルスの大きさは0.1μmで、たばこの煙の粒子の大きさは約0.6μmです。居酒屋の隣の席で、たばこを吸っている人がいたとして、アクリル板があることでタバコのニオイが防げるでしょうか。
そして、前にも書きましたがコロナウイルスは飛沫感染(三密による空気感染)が大半を占めていることが明らかになっております。つまり三密状態であれば、たばこの煙の例から分かる通り、アクリル板対策では感染防止効果に乏しいのが実情です。
しかし、これらが多く取り入れられている理由こそが、目に見える物質という形あるものと、空間失活というエビデンスはあるが視認できないものでは前者のほうが対策をしている安心感がよりあるだろうという「世間体」に合わせたものだからです。
これは、新型コロナ対策に限ったことではありません。
今の日本の大きな論点の一つに「世間体」に合わせること、空気の流れを読みそれを踏まえながら意見行動をするという思考が、本質から目を逸らす原因になっていることは周知の通りといっても過言ではないでしょう。
これから、ウイルスの生存力が強まる冬にかけて、より本質的な対策を講じることが必要になります。
25㎡(15.5畳)→ファインミニ1台で湿度が30%以下の環境化で99.94%のインフルエンザウィルスが失活できました。コロナウイルスにも高い効果が期待できます。
この機会に是非、エビデンスと実用性に重点を置いて、この空間は安全であるといえる空間づくりを目指してみては如何でしょうか。
次回は、地方のコロナウイルスに対する目線に焦点を当てていきます。